石垣市の八重山農林高校の伝統行事「草刈り大会」が行われ、生徒たちが刈り取った草の量を競いました。
先月28日に開かれたこの草刈り大会は、生徒達の団結を図るとともにカマの使い方に慣れることなどを目的に、学校創立以来88年間行われている伝統行事です。

刈り取る草の量は各学年の男女別にノルマが決まっていて、このうち3年生の男子は35キロを刈らなければいけません。
生徒達は空港近くの山の斜面でチガヤと呼ばれる草を一生懸命刈り取りました。

3年生は最後の大会と言うことで「去年は(ノルマを)達成出来なかったので今年は達成してやりきった気分で終わりたいです」とか「悔いのないように、楽しみながら(頑張りたい)」と意気込みを語っていました。
この日は、生徒320人余りが参加し8トンから9トンのチガヤを刈りとったということです。