2024年の1年間に山梨県内で起きた建設業の労災事故で死亡した人はいませんでした。
記録が残る1976年以降初めてのことです。

山梨労働局によりますと2024年の1年間に県内の労災事故で死亡した人は前の年から1人減り6人でした。
業種別では運輸交通業が最も多い3人でした。一方建設業の労災事故で死亡した人はいませんでした。死者ゼロは記録が残る1976年以降初めてです。
また、労災事故でケガをした人は896人で製造業や保健衛生業は前の年より10人以上増えていますが建設業は18人減り89人でした。
山梨労働局では建設業が行った事故防止の呼びかけや現場のパトロールが実を結んだと分析しています。