通園バスに取り残された園児が死亡した事件を受け、置き去りを防止する安全装置が、28日、福島県郡山市の幼稚園の通園バスに贈られました。

置き去り防止の安全装置が設置されたのは、双葉第二幼稚園の通園バスです。

中古車の販売・買取店ガリバーを展開する企業IDOM(イドム)が実施したもので、全国の幼稚園や保育園などを対象に、通園バス100台に無償で安全装置を取り付ける取り組みです。

安全装置はバスのエンジンを切ると警報ブザーが鳴る仕組みで、車内の安全確認を促し、置き去り事故を防ぐ効果があります。

置き去り事故を受け、来年4月から通園バスへの安全装置の設置が義務付けられていて、IDOMでは無償設置の希望者を現在受け付けているということです。