故障明けの復帰レースです。天満屋女子陸上競技部の所属で女子マラソン日本記録保持者の前田穂南選手が、おととい(3日)、5キロのロードレースに出場しました。

ロスにむけてしっかり挑戦していきたい

去年8月、パリ五輪直前に右大腿骨の疲労骨折で欠場を余儀なくされて以来、9か月ぶりに姿を見せた前田穂南選手。

(号砲)「バン」

おととい(3日)、東京で行われたアシックスなどが主催のスピードレースです。前田選手は、5キロの部に日本人選手として唯一出場。約1年ぶりの公式レースを駆け抜けました。

(天満屋女子陸上競技部 前田穂南選手)
「ペース感覚とかまだあんまり感覚が戻っていなくて」
「徐々に練習していって取り戻している感じ」
「久々のレースだったので、しっかり楽しむ気持ちで挑みました」

フィニッシュは目標だったという15分台。全体では13位でした。レース後には、「世界」への意欲もにじませました。

(天満屋女子陸上競技部 前田穂南選手)
「たくさんの人から応援してもらっている声で励まされて、またもう一度頑張ろうという気持ちが強くありました」
「ロス五輪にむけてしっかり挑戦していきたい」
「パワーアップした走りをお見せできるように頑張っていきたい」