山梨県内の今年3月の有効求人倍率は1.31倍で1年10か月ぶりに1.3倍台に回復しました。

山梨労働局によりますと仕事を求める人1人に対し企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率は3月は1.31倍で前の月より0.05ポイント上昇しました。

有効求人倍率が前の月を上回ったのは5か月ぶりで、1.3倍になったのは1年10か月ぶりです。

新規の求人は産業別で製造業や運輸業、建設業などで増加し、卸・小売業や医療・福祉などで減少しています。

今後について山梨労働局はトランプ政権の関税政策の影響で県内では自動車関連の部品製造で受注が減少し始めるなど先行きを不安視する企業もあり、求人が減るリスクがあるとしています。