岩手県内で今年、乳児に感染すると重症化の恐れのある「百日せき」の流行が続いています。

県によりますと、県内の1週間ごとの百日せきの患者数は今年3月末以降2桁で推移していて、3月21日から27日までの1週間は47人の新規感染が確認されました。今年の累計患者数は189人に上っていて、去年1年間の14人の13倍余りに達しています。患者数をすべて把握するようになった2018年以降、最高です。
百日せきは感染力が高く、かかると長引くのが特徴で、乳児は重症化する恐れがあります。予防法として、県はマスクの着用や手洗い、うがいをするよう呼びかけています。