石破総理は3日、アメリカとの2回目の関税交渉を終え帰国した赤沢経済再生担当大臣から交渉の報告を受け、自動車などの分野別の関税の扱いについても協議がおこなわれたと明らかにしました。
石破総理は林官房長官や赤沢経済再生担当大臣らと総理公邸で会談し、赤沢大臣からアメリカとの2回目の関税交渉について報告を受けました。
石破総理
「自動車など分野別関税の扱いも含めて突っ込んだ話し合いが行われたと。そしてそれは建設的なものであったということであります」
一方で石破総理は、「日米間には立場の隔たりがあり、一致点を見出せる状況にはまだない」との認識を示し、引き続き、「一連の関税措置の見直しを求めていく立場に変更はない」と強調しました。
その上で、5月中旬以降で調整が進められている次回の閣僚級協議に向け、「更なる進展がなければいけない。我が国がどのように対処するか、その検討、調整を迅速かつ緻密にやってもらいたい」と赤沢大臣や林官房長官に指示したと明らかにしました。
また、3日に自動車部品について25%の関税措置が発表されたことについては、「残念なことであり、見直しを引き続き求めていくことに変わりはない」との考えを示しています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
