山林火災で大きな被害を受けた岩手県大船渡市で3日、ご当地グルメやイベントなどが楽しめる、恒例の碁石海岸観光まつりが行われ、多くの人でにぎわいました。



3日開幕した「大船渡碁石海岸観光まつり」は、会場に地域の海産物や特産品などを販売する店が並び、アワビを使った「としるの貝がら焼き」の振る舞いも行われました。

山林火災で、市内の産業に大きな被害が出ている中での開催となった今回、水産物の養殖を手がける会社では被災したアワビの殻を使ったキーホルダーを販売しながら復興へと歩む姿をアピールしていました。

(キーホルダーを購入した人)
「ニュースで(山林火災のことを)見てたので、実際に応援できて良かったと思います」
大船渡碁石海岸観光まつりは、4日も開催されます。時間は午前9時から午後3時までです。