備蓄米の販売状況について、20万トンほどを落札したJA全農は、先週より出荷量がおよそ1万トン増えたと発表しました。

備蓄米は1回目と2回目で合計21万トン余りが放出され、JA全農は全体の9割を超えるおよそ19万9000トンを落札しました。

そのうち、今月1日時点でおよそ5万7000トンを卸売業者に出荷したと発表。先週よりおよそ1万トン増えましたが、いまだ落札した量の3割程度にとどまっています。

備蓄米放出から1か月半経っても、スーパーなどにたどり着いたのは全体のおよそ2%で、JA全農はきのう夜、備蓄米の引き取り時期を前倒しすると発表しました。