新潟市江南区で、カトラリーなどを通してミャンマー文化を身近に感じることができる展示会が開かれていて、3月に3700人以上の犠牲者を出す地震が発生したミャンマーへの被災地支援にもつながっています。

この展示会は、ミャンマー文化を身近に感じてもらおうと、製品づくりを通した自立支援を行う新潟市のNPO法人が毎年開いているものです。
展示されているのは、温かみを感じる木製のスプーンや、デザイン性の高い栗の形をした箸置きなど。これらミャンマー人が作ったおよそ600種類のカトラリーなどの一部は特別価格で購入することもできます。
会場には、3月に3700人以上が犠牲となった『ミャンマー大地震』に関するコーナーも設けられていて、被災地で作られたストールの売上の全額が、被災地支援に使われるということです。

【NPO法人アジアクラフトリンク 斎藤秀一理事長】
「遠く離れた新潟でも被災者の方に直接支援できる体制ができているので、このミャンマー展を通じてアピールして…」
【訪れた人】
「木のぬくもりを感じられて…。デザインも良いし値段も手頃で、すごくいいと思いました」

この『2025 ミャンマー展』は、北方文化博物館内の「フェアトレードショップSai」で5月6日まで開かれています。