今年は840年の節目の年です。

壇ノ浦の戦いで命を落とした安徳天皇をしのぶ「先帝祭」が山口県下関市で始まり、2日は平家一門の追悼祭がありました。



赤間神宮で行われた「平家一門追悼祭」には、全国の平家の子孫や関係者およそ30人が参列しました。

今年は、壇ノ浦の戦いで平家が敗れてからちょうど840年の節目の年です。

追悼式では琵琶の演奏が奉納され、平家物語の一節が響き渡りました。

神職が祝詞をあげ、参列者らが玉串をささげました。

また、境内にある平家の墓を参拝し、安徳天皇や平家一門をしのんでいました。

全国平家会 野崎浩 会長
「840年ということと、全国平家会も今年50年目の節目ということで、みんなでお参りができたということはありがたいなと思います」

3日は、太夫が外八文字を披露する「上臈道中」や、赤間神宮での「上臈参拝」、また源平船合戦などが行われます。