■世界選手権で偉業　姉妹で金・銅のダブル表彰台

かつて日本の『お家芸』と呼ばれたスキー・ノルディック複合。スキージャンプと、クロスカントリースキーを組み合わせた競技で、その過酷さから、世界では『キングオブスキー』とも称されています。

世界選手権で表彰台に立つ葛西姉妹（本人提供）

2025年2月にノルウェーで開催されたノルディックスキーの世界選手権では、複合女子個人ノーマルヒルで札幌市出身の双子の姉妹、姉の葛西優奈選手（早大・21）が金メダルに輝き、妹の春香選手（早大・21）が銅メダルと、双子で表彰台に立つ偉業を成し遂げました。

妹の春香選手は今シーズン、ワールドカップの表彰台に８回上るなど、総合ランキングで3位に。姉の優奈選手は総合4位と激動のシーズンを終えました。

世界選手権前のW杯では姉妹で1･2フィニッシュ（本人提供）

葛西姉妹は4月30日、地元・札幌市でＨＢＣのインタビューに応じ、姉妹で快挙を成し遂げた今シーズンを振り返り、来シーズンへの意気込みについても語りました。