子どもを中心に感染し激しいせきが続く「百日咳」の感染が、青森県内で拡大しています。

4月27日までの1週間の患者は46人で、過去最多を更新しました。

「百日咳」は激しいせきが続く細菌性の感染症で、特に乳児が感染すると重症化して死亡する恐れもあります。

県のまとめでは、4月27日までの1週間に報告された患者数は46人で、1週間あたりでは過去最多です。

地域別では三八が34人で最も多く、中南で6人などとなっています。

県内の患者数は2025年、3月に入り急激に増え、4月上旬には20人台となり、下旬には40人台になりました。

2025年の患者数は累計で215人となり、年間の患者数はこれまでで最も多かった2018年の倍以上になりました。

県は「手洗い」や「マスクの着用」などを呼びかけています。