ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカと署名した鉱物資源開発を柱とする協定について、「真に対等なものになった」と評価しました。
アメリカとウクライナは先月30日、ウクライナ国内の鉱物資源などを共同開発する「復興投資基金」の設置を定めた協定に署名しました。
この協定について、ゼレンスキー大統領は1日、ビデオ演説で「準備過程で大きく変化し、真に対等なものになった」と語りました。
トランプ政権は当初、ウクライナにこれまで支援してきた金額を「債務」とみなし、資源開発を通じて回収することを望んでいましたが、協定にこうした内容は盛り込まれませんでした。
ゼレンスキー氏は「ウクライナとアメリカがパートナーシップを通じて利益を得ることができる」と述べ、双方にとって公平なものになったと評価しました。
また、先月26日にバチカンで行ったトランプ大統領との会談の「最初の具体的な成果であり、歴史的なものだ」として、トランプ氏に感謝の意を示しました。
協定は、ウクライナの議会にあたる最高会議での批准が必要となりますが、ロイター通信によりますと、ウクライナのスビリデンコ第1副首相兼経済相は、今後、数週間以内に議会がこれを批准し、その後、数か月以内に基金の運用を開始する可能性を示しました。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
