アメリカのトランプ政権の関税措置をめぐり、赤沢経済再生担当大臣が2回目の交渉に臨みました。ワシントンから中継でお伝えします。
赤沢大臣とベッセント財務長官らの会談は、アメリカ財務省で日本時間午前5時52分から始まりました。会談が終了したという情報は入っていません。
会談に先立ち、赤沢大臣は「アメリカ側に関税措置の見直しを強く求める」と強調していて、貿易赤字の削減を関税以外の手段でどう実現するか、話し合っているものとみられます。
一方、今回は為替や安全保障に関連する問題は議題にならない見通しです。
日本側から切れる「交渉カード」には、▼大豆やトウモロコシといった農産物やLNG=液化天然ガスの輸入拡大、▼アメリカから輸入する自動車への特例措置の拡大、▼日本企業によるアメリカへの直接投資の増加といったものが想定されます。
一方、アメリカ側は世論調査などで「トランプ関税」への批判が高まるなか、早期に日本との大枠での合意をまとめ、支持者らに「成果」としてアピールしたい意向です。
日本の国益を守りつつ、アメリカ側の納得も得る合意に向けて前進できるか、重要な会談となっています。
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