昨年度のマツダは、国内生産が減少する一方で、世界販売台数は前の年度を上回ったことが分かりました。
マツダによりますと昨年度の国内生産は前の年度より6・3パーセント少ない74万8545台で、3年ぶりの減少となりました。山口防府工場でCX-60などラージ商品の生産が増えましたが、広島宇品工場でCX-8の生産が終わるなどして、生産台数が減少したためだということです。

一方、世界販売台数は5パーセント増え、2年連続の増加でした。アメリカやメキシコでのSUV車の販売が過去最高の売れゆきだったことが要因だとしています。
ただマツダはアメリカでの販売台数のおよそ8割を輸出が占めるだけに、今後はトランプ政権の追加関税の影響が懸念されています。