2024年、青森県七戸町で土の中に埋まった男性の遺体が見つかった事件に絡み、男性を共謀して連れさり監禁した罪に問われていた女の裁判が30日に開かれ、青森地方裁判所は女に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、本籍が七戸町で無職の市ノ渡歩美被告(39)です。
判決によりますと、市ノ渡被告は2024年1月、ほかの男らと共謀して七戸町のトラック運転手の男性を宅配業者を装って誘い出したうえで、車で連れ去り監禁したとされています。
その後、監禁された男性は4月に別の事件で遺体が見つかりました。
青森地裁で開かれた30日の裁判で、藏本匡成裁判長は「周囲の状況などを考慮すると非常に重要な役割を果たしている」などとして懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。