富士急ハイランドは点検作業中に従業員が車両にはさまれ死亡した事故を受けて営業休止していた「ええじゃないか」について再発防止策をまとめ、あす5月1日に営業を再開すると発表しました。

富士急ハイランドでは今年2月ジェットコースターの「ええじゃないか」の点検をしていた男性従業員が車両とレールの間にはさまれて死亡し、ええじゃないかの営業を休止していました。

富士急ハイランドは点検作業中に別の従業員が車両を動かしたことが事故の原因と説明しています。
そして再発防止策として作業員1人1人が機械の電源に鍵をかけ、全員が作業を終えるまで車両が動かないシステムを導入し、作業手順の見直しと従業員への教育を行ったということです。

また県などに事故の報告書を提出し受領されたことから、5月1日に「ええじゃないか」の営業を、再開すると発表しました。
富士急ハイランドは、「事故防止の徹底を一段と図り安全を最優先とする施設運営に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。

一方、警察は、業務上過失致死の疑いで事故の状況を調べています。