沖縄電力は昨年度の決算について、グループ連結としては2年連続の増収増益になったと発表しました。

沖縄電力は会見を開き、24年度の決算についてグループ連結では前の年度と比べて0.1%増の2365億4000万円となり、2年連続の増収増益となったと発表しました。

燃料価格の変動を電気料金に反映させる「燃料費調整制度」の影響を受け沖縄電力単体の売上高は前の年度を下回りましたが、子会社の売上高が増えたことなどにより連結での増益となりました。

経常利益は、グループ連結で30億9700万円のプラスでした。

▼沖縄電力 本永浩之 社長
「まずまずの決算ではありますけれども一方で利益水準、連結決算は過去31回(の決算)で23番目非常に低い水準にとどまったかなと思っている。物価高の影響などがこの辺に出てきていると感じている」

沖縄電力では、燃料費高騰などによる経営状況の改善を図るため「おきでんPXプロジェクト」を今年1月に発足し、今後DX化などを推進していくとのことです。