埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け、新潟県内の道路やガスなどの管理者が30日に、連携して危険性を早期に共有することを確認しました。

国道1号の復旧作業(京都市)

京都市でも30日に国道1号で地中から水が漏れだしているのが見つかり復旧作業が続いていますが、全国でインフラの老朽化が問題となっています。

【新潟国道事務所 大谷江二所長】
「我々にもいつ起るかわからないということで、新潟においても道路管理者と地下占用事業者が一緒になって連携して対応に取り組んでいく…」

今回設立された新潟県の地下占用物連絡会議は、自治体などの道路所有者と、地下空間を利用する上下水道やガスなどのインフラ事業者によって構成されています。

八潮市の陥没事故現場(埼玉県)

今年1月に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故以降、新潟県内でも検査が本格化。
3月には新潟市中央区の栗ノ木バイパスにも空洞があることがわかり、復旧工事が行われました。

栗の木バイパスでの復旧工事(新潟市)

連絡会議では、こうした情報を早期に共有し、陥没事故防止に向けて連携していく方針です。