大型連休中の海の事故を未然に防ごうと、釜石海上保安部が旅客船を運航する管理者に対する安全指導を行いました。

釜石海上保安部による安全指導は30日、大船渡市と釜石市で行われ、このうち釜石市では市内の旅行会社が運航する釜石湾での漁船クルーズに使用される船で実施されました。

安全指導では、乗船定員分の救命胴衣が装備されているかや、運航に必要な書類がそろっているかなどが確認されました。

(釜石海上保安部 美野重和交通課長)
「発航前点検の実施や最新の気象海象状況を把握して、安全第一に運航していただきたいと思います」
2025年で4シーズン目を迎える釜石湾の漁船クルーズは普段は予約制ですが、こどもの日の5月5日には1日3便の定期運航を予定しているということです。