今年、福島県内で発生した、SNSを使った投資やロマンス詐欺の被害額は、およそ3億8000万円で、被害件数は去年の同じ時期に比べて2倍近くに増えていることがわかりました。
「SNS型投資・ロマンス詐欺」は、SNSを使って嘘の投資話を持ちかけたり、恋愛感情を抱かせたりして金をだまし取るものです。県警察本部によりますと、3月までに県内で発生した被害の件数は33件で、去年の同じ時期に比べて15件多く、2倍近くに増えています。被害額は3億7947万円で、去年より5100万円ほど増えました。
被害者の年齢別の内訳は、65歳以上の高齢者はおよそ1割で、20代から50代が8割ほどを占めています。
県警は、SNSやアプリで知り合った相手からお金の話をされたらまず詐欺を疑い、警察に相談するよう呼びかけています。