交通事故で子どもを亡くした遺族が、青森市で高校生を前に講演し、命の大切さを訴えました。

東奥学園高校で開かれた特別教室では、当時小学2年生だった息子を交通事故で亡くした田代祐子さんが、全校生徒約300人を前に講演しました。

田代さんの息子は、階上町の小学校に登校中、車にはねられ亡くなりました。

田代祐子さん
「どんな親だって、どんな子どもだって、あなたに何かあったら、あなたが亡くなるようなことがあったら、一生悔いるし一生悲しむ」

講演を聞いた生徒は
「これから感謝できる時にしっかり大切な人に感謝していきたいと思いました」

田代さんは、「例えばSNSを使っている時にトラブルがあり心が折れそうになったら、決して1人で抱え込まずに誰かに相談してほしい」と呼びかけていました。