ウクライナのゼレンスキー大統領は、戦闘終結に向け「ロシアが無条件停戦への第一歩を踏み出す必要がある」などと述べ、改めて「無条件での停戦」の実現を求めました。
ゼレンスキー大統領は29日、ビデオ演説で、ロシアとの戦闘終結について「無条件で完全な停戦が最初の一歩となるべきで、ロシアがこれを行う必要がある」と述べて、改めてロシア側に対し、無条件での停戦の実現を求めました。
そのうえで、ロシアに対する新たな制裁について「アメリカ側との協議の準備を進めている」と述べました。
プーチン大統領は28日、来月の戦勝記念日にあわせ72時間の一時停戦を一方的に表明しましたが、ゼレンスキー氏はこの日まで停戦を待つ理由はなく「新たなまやかしだ」と非難しています。
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