中国の習近平国家主席はAI関連の施設を視察し、技術発展に力を入れるよう指示しました。
習近平国家主席は29日、上海市のAI=人工知能に関連する企業が集まるエリアを訪問しました。習近平国家主席は、若い研究者らを前に「愛国心をもって国に奉仕し、国の能力を高めるべきだ」と述べ、AI技術の発展にさらに力を入れるよう指示しました。
また、AI関連製品を視察したほか、自身もスマートグラスをかけ、AI技術を体験しました。
AIの分野でも中国はアメリカと激しい競争を繰り広げていて、アメリカとの対立が深まる中、習氏自らが視察に訪れることで技術力でアメリカを凌駕したいという意思を示したものです。
また、習氏は、BRICS加盟国が設立した「新開発銀行」も訪問。「グローバル・サウスの正当な権益を守り、発展の道を歩むことを支持する」と強調したほか、「単独主義と保護主義は国際法の権威をむしばむ」とアメリカの高関税政策を批判しました。
関税をめぐり、アメリカとそれ以外の国の間での摩擦が拡大する中、中国としてはBRICSの国々などとの連携を深め、アメリカに対抗したい狙いがあります。
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