優れた現代詩に贈られる中原中也賞の贈呈式が山口県山口市で行われ受賞した高村而葉さんにブロンズ像が手渡されました。
賞は山口市出身の詩人・中原中也の功績をたたえ設けられたもので毎年、中也の誕生日の4月29日に贈呈式が行われます。
今回は247点の作品のなかから京都在住の自営業、高村而葉さんの詩集「生きているものはいつも赤い」が受賞しました。
「生きるうえでぶつかる壁や困難から目をそむけず、時間をかけて編まれたと思われる一冊にはまれなる完成度の高さがある」と評価されました。
受賞者 高村而葉さん
「詩集を作るという話になってからおよそ10年後に出来上がりました。長くかかりすぎていて、時代には合っていないと思うのですが、自分自身が納得できるかたちでなければ出す意味がないと考えていたということもあります」
受賞作「生きているものはいつも赤い」は中原中也記念館で5月25日まで展示されます。
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