大手衣料品チェーン「しまむら」が、障がい者支援施設で衣類などの出張販売を実施しました。


この出張販売は、普段外出が難しい施設利用者に買い物を楽しんでほしいと、南城市の社会福祉法人ニライカナイが、衣料品チェーン「しまむら」の買い物支援サービスを活用して実施しました。


障がい者支援施設の食堂スペースには、シャツやズボンなどの衣類をはじめ小物類など500点もの商品が並べられ、入居者たちは職員のサポートを受けながら好みの品物を探し買い物を楽しんでいました。

▼施設利用者
「いっぱい買いました」
「楽しかった。ミッキーのお洋服がお気に入り」

▼社会福祉法人ニライカナイ浦崎利菜子さん
「施設生活の中でもワクワク感を味わってもらえたらいいなという思いで企画を進めてきた。利用者さんが買い物カゴいっぱいに商品を詰めて、笑顔を見るとやって良かったなと感じている」


福祉業界は慢性的な人手不足により利用者の外出や買い物支援が難しい状況にあるとして、企画した施設は出張販売の取り組みが県内に広がってほしいと話していました。