盛岡市は28日、市内の小学校1施設で感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。

市によりますと、児童と職員計500人未満が在籍する市内の小学校で4月15日から23日までに児童27人に嘔吐や下痢などの症状が確認されました。症状のあった人はいずれも回復または回復傾向にあるということです。
感染経路などを調べたところ、この学校が行った嘔吐処理後の消毒や手洗いの一部に不十分な点があったと推察されたことから、処理手順の確認および手洗いの徹底など二次感染予防対策について指導したということです。
盛岡市保健所は今回の感染性胃腸炎の集団発生について、給食を原因とする食中毒の可能性は低いとしています。
2025年度に盛岡市内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は6件となりました。岩手県内は盛岡市を含め13件です。