大気と海水の温度差で光が屈折する蜃気楼の一種「だるま太陽」が28日、富山湾で撮影されました。
「だるま太陽」は大気と海水の温度差で光が屈折する蜃気楼の一種で、海面付近で蜃気楼が発生し海から昇る丸い太陽がくびれだるまのように見える現象です。

28日、富山市のカメラマン澤江弘一さんが撮影に成功しました。
午前5時すぎから太陽が昇り始めると、およそ3分間にわたって海面から出てくる太陽がみるみるとだるまのように変化していきました。


澤江さんによりますと、ことしはタイミングよく2日目の撮影で成功。太陽が昇ってくる場所を見定め3台のカメラを使って撮影したそうです。
条件が揃えばゴールデンウイーク中も氷見市の海岸線から春の神秘的な絶景がみられるということです。
