全国にある百貨店の3月のインバウンド売上高は3年ぶりにマイナスに転じました。
日本百貨店協会によりますと、全国にある百貨店の3月のインバウンド売上高は442億円となり、前の年と比べて10.7%減少しました。2022年3月以来、3年ぶりの前年割れです。
インバウンドの購買客数は13.4%増加し51万5000人と、3月として過去最高を記録。一方で、1人あたりの単価は大幅に減少し、21.3%マイナスでした。
日本百貨店協会 西阪義晴 専務理事
「為替の要因も多い。アメリカを発信源とする不透明・不確実と申しますか、経済の悪化への懸念も含めて消費マインドが低下してきている」
3月はおよそ5か月ぶりの水準となる1ドル=147円台をつけるなど円高傾向だったほか、景気が減速する懸念などから高額商品が不調だったということです。
注目の記事
「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

愛媛県民は「を」を「WO」と発音? 47都道府県調査で見えた驚きの「常識」

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」

大阪王将 ドーナツ業界に進出「ぎょーナツ」餃子味、麻婆豆腐味って? 異業種が参入するワケ【Nスタ解説】

1枚500円なのに交換は440円分…農水大臣が「おこめ券」にこだわる理由、百貨店商品券との違い【Nスタ解説】









