岩手県は25日、県央保健所管内の教育・保育施設1か所でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。

それによりますと、県央保健所管内の園児168人、職員49人が在籍する教育・保育施設で、4月17日から21日にかけて園児12人と職員3人の計15人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。検査の結果、症状のあった4人からノロウイルスが検出されました。重症者や入院した人はいませんでした。症状のあった人はいずれも回復傾向にあるということです。
2025年度に岩手県内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は12件となりました。去年の同じ時期は6件でした。