一連のフジテレビの問題を受けて辞任した民放連の遠藤龍之介・前会長の後任に、テレビ朝日の早河洋会長が就任することになりました。

民放連=日本民間放送連盟の会長推薦委員会は、きょう、次の会長候補者として、早河氏の推薦を決め、来月22日の理事会で会長に選出されることになりました。

早河氏は81歳。1967年にテレビ朝日の前身の日本教育テレビに入社し、編成局長や報道局長などを務めた後、2009年に社長に就任、2014年からテレビ朝日の会長を務めています。

一連のフジテレビの問題を受けて村上総務大臣は人権やコンプライアンスなどの問題に「放送業界全体として取り組む必要がある」として民放連にも加盟各社への徹底を要請しており、早河氏は新会長としてこの問題に取り組むことになります。