56人が腹痛や下痢などの症状を訴えています。

青森県は、おいらせ町にある「日本フードパッカー青森工場」の社員食堂で食中毒が発生したと発表しました。

食中毒が発生したのは、おいらせ町にある「日本フードパッカー青森工場」の社員食堂です。

県によりますと、4月14日に食堂で食事をした従業員と工場の関係者、男女あわせて56人が、腹痛や下痢などの症状を訴えていました。患者たちは現在、回復しているということです。

県は、患者に共通する食事が限られることなどから、工場での食中毒と断定しました。

原因となる物質は現在調査中です。

三戸保健所は、25日から3日間の業務停止を命じていて、食堂は4月21日から業務を自粛しています。

2025年に発生した食中毒は今回で3件目で、患者数は72人にのぼっていて、患者数はすでに2024年1年間の69人を上回っています。