いまの国会の焦点の一つ、「年金制度改革関連法案」をめぐり、自民党の坂本国会対策委員長は法案を「5月中旬に必ず出す」と明らかにしました。

年金改革法案は、政府による国会提出が予定より大幅に遅れていて、立憲民主党は自民党に提出日を決められなければ福岡厚生労働大臣の不信任案を提出すると迫っています。

こうしたなか、両党の国対委員長が会談し、自民側は「5月中旬に必ず出す」と強調しましたが、党内手続きを理由に提出日の明言は困難との考えを伝えました。

自民党 坂本哲志 国対委員長
「今日の時点では(5月)中旬に必ず提出をしますということしか言えないと」

これに対し立憲側は「大変遺憾だ」とした上で、法案提出の前に石破総理が出席する集中審議の開催を求め、自民側は持ち帰りました。