市からの補助金の打ち切りで中止が決まっていた「光花火大会」が、市民や企業からの寄付で開催費用を集め今年も開催されることが決まりました。光市、市観光協会、光ロータリークラブが連携し、「光花火大会『#(ハッシュタグ)虹はなび』実行委員会」が発足しました。

「光花火大会」は70年以上続く光市の夏の風物詩です。これまでは、市観光協会が中心となって開催していましたがコストが高騰し、警備員の確保も難しくなっていることから市が補助金の打ち切りを決め、今年の大会は中止されることになっていました。しかし、市民から復活を求める声が相次いだことを受けて光ロータリークラブが市などに働きかけ、市民参画型の大会として今年も開催されることが決まりました。光ロータリークラブが主体となって市民や企業から寄付金を集め、2500発の花火を打ち上げた去年と同規模での開催を目指します。5月からはクラウドファンディングでも寄付を募るということで、目標額はあわせて1千万円です。

光ロータリークラブ 南典文会長
「目指せ千円×1万人です。それで1千万になりますので、そういう集め方ができればですね、われわれの存在なんてなくても継続できていく事業になっていく。それを目指したいと」

光花火大会は7月26日午後8時から虹ケ浜海岸で開かれる予定です。