アメリカを訪問している加藤財務大臣は、ベッセント財務長官との会談について「アメリカから為替の水準や目標、管理する枠組みといった話はまったくなかった」と話しました。

加藤大臣は会談後の記者会見で、為替をめぐり、「為替レートは市場で決定される」「過度な変動は経済に悪影響を与える」といった認識を両国が再確認したと説明しました。

そのうえで、今後の日米の関税交渉に関連して、「為替について、引き続き緊密かつ建設的な協議を続ける」ことで合意したとしています。

加藤勝信 財務大臣
「アメリカから為替の水準の目標、管理する枠組みといった話はまったくなかった」

会談は50分間行われたとしています。