豊かな自然と古民家の景観が楽しめます。

おととしから休園していた山口県山口市の重源の郷が24日、リニューアルオープンしました。



山口市徳地深谷の重源の郷体験交流公園は、施設の老朽化のため、おととし4月から休園して整備が進められ、リニューアルオープンを迎えました。



伊藤和貴 山口市長
「この生まれ変わった施設を市の魅力を高める重要な観光資源として、積極的に情報発信し、多くのみなさんに利用してほしいと願っております」



リニューアルした重源の郷は、展望台や親水広場、そば打ち体験施設が新たに作られ、古民家のかやぶき屋根もふき替えられました。



古民家の中では、徳地和紙の紙すきなどが体験できます。

豊かな自然や古民家の景観で、究極の田舎を楽しんでほしいと整備されました。

指定管理者 多々良造園 徳地の未来共同企業体 多々良健司 代表
「一度ご家族で、小さい子どもたちを山口の自然の原体験といったら言い過ぎなのかもしれないですけど、ぜひここでそういう時を過ごしていただけたらなという風に思います」



この日は地域の園児6人が招かれ、散歩しながら公園の花や古民家で楽しんだ様子でした。

散歩のあとは、バウムクーヘンをみんなで食べました。

園児
「楽しかった」

バウムクーヘンは秋ごろオープンするカフェ「とくぢ浪漫」で販売される予定です。



「食事処 庄屋」ではリニューアル前から人気だった「もり蕎麦とろろ」を楽しめます。

宇部市から
「とても美味しい。家族で楽しめる場所だなって感じがしました」



重源の郷体験交流公園は、今年度2万5000人の来場を目指しています。