マツダ財団が市民団体などに対して、助成金を贈る「市民活動支援」に2025年は山口県内で7つの団体が選ばれ、贈呈式が23日にありました。
マツダ財団は、科学技術の振興と青少年の健全育成を目的に、毎年、市民団体などに助成金を贈っています。今年は県内から7つの団体が選ばれ、式では団体の代表者に贈呈書が手渡されました。
このうち宇部市を拠点に活動する「NPO法人森と海の学校」は不登校の児童や生徒を対象に自然体験などを行っています。活動を通して子どもの自己肯定感を高め、学校復帰を促します。
NPO法人森と海の学校 岡村精二理事長
「助成金をいただくことによって、参加費を安くできるだけでも本当にありがたいことだなと思いますし、いろいろな体験を子どもたちにさせてあげたいなと思っています」
助成金の総額は800万円(山口・広島両県合計)で、それぞれの団体でイベントの運営費などに活用されます。