■プロ野球・日本シリーズ第3戦 オリックス1-7ヤクルト(25日・京セラドーム大阪)

ヤクルトはキャプテン・山田哲人(30)の先制3ランで流れをつかむと投打がかみ合い、9回に失点するも打線が7得点の快勝で第3戦を制した。先発の高橋奎二(25)は6回3安打無失点の力投。これでヤクルトの2勝0敗1分となり、球団初の2年連続日本一まで残り2勝と迫った。

山田は第1戦、4打席連続で空振り三振に倒れるなど、ここ2戦で10打席ノーヒットと打撃不振が続いていた。この日、1番でスタメン出場し、第2打席にシリーズ初ヒットとなる内野安打をマークすると、両チーム無得点で迎えた5回の第3打席、2死一・二塁の場面で均衡を破る先制3ランを放った。オリックスの先発・宮城大弥の2球目ストレートをレフトスタンドに叩き込み、日本シリーズ自身通算5本目のアーチとなった。このシリーズのヤクルト本塁打は、1戦目の塩見、オスナ、村上、2戦目の内山壮に続き5本目。

先発の高橋は初回、先頭の福田に四球を与えると送りバントを決められ、吉田正のセンターフライで2死三塁となるが、4番・頓宮を空振りの三振に仕留めた。2回は四球でランナーを出すが二塁を踏ませず、3回は3者凡退。

4回は先頭の吉田正にこの試合初ヒットを許すと、1死から宗に左中間への2塁打を浴び、1死二・三塁のピンチを招く。だがここで中川圭、杉本を2者連続の空振り三振に抑え、高橋はガッツポーズ。5回は伏見にヒットを許すが後続を抑え、6回は3者凡退。この回まで90球を投げ、奪三振7の好投でマウンドを降りた。

打線は2回、1死からオスナがレフトへの2塁打を放つが、中村とサンタナは空振り三振。5回は中村、サンタナの連打で無死一・二塁のチャンスを作ると、キブレハン、長岡は凡退となるが、山田の豪快3ランでヤクルトが先制。7回はオリックス3番手・竹安に対し、途中出場の丸山和のヒット、山田の四球などで2死満塁となると、村上がフルカウントから四球を選び、押し出しで4点目を奪った。9回は1死一・二塁から村上が2点タイムリー、続く好調オスナもタイムリーを放ち、7-0と突き放した。

リリーフ陣は7回の石山は2死一・二塁のピンチを招くが福田を見逃し三振に仕留め、8回の清水は3人で抑えた。9回は久保のあと、小澤が代打・西野にタイムリーを浴び完封リレーとはならなかったが、リードを守り切りチームは快勝。