松本マラソンの実行委員会は、過去の大会の会計処理に不正があったなどとして、今年の大会を中止する方針を決めました。

松本市などでつくる松本マラソンの実行委員会は23日総会を開き、今年の大会を中止する方針を決定しました。

およそ75万円の黒字としていた2023年の大会で、会計処理の不正があったことなどが理由としています。

参加者数が想定を大幅に下回ったことで収入が不足し、3900万円余りの赤字となりましたが、事務局の市職員の判断で委託費を減額するなどして、黒字決算として報告していたということです。

不正処理をした理由については、「赤字決算でイメージが低下し継続が難しくなることを避けたかった」としました。