盛岡市の銅版画工房で制作に取り組む生徒たちの作品を集めた展示会が市内のギャラリーで開かれています。

チャグチャグ馬コや飼い犬とその仲間など、展示されているのは、生徒たちの「お気に入り」をテーマに制作された銅版画作品です。
この展示会は、盛岡市上ノ橋町の紙町銅版画工房に通う生徒25人の作品を集めたものです。


植物のオダマキを描いたこちらの作品は、ペンで書いたようなくっきりとした線が特徴のエッチングと鉛筆で書いたような濃淡のある線が特徴のドライポイントの2つの技法が使われています。
銅版画は制作に時間がかかることから、展示作品の中には半年かけて仕上げたものも。

(紙町銅版画工房 岩渕俊彦代表)
「どうしたら上手くいくかなと工夫したりとか、そういうところが面白いと思います。」

この作品展は、盛岡市の盛久ギャラリーで27日まで開かれています。