岩手県漁連は22日、基準値を超えるまひ性貝毒が検出されたとして、大槌湾海域産のマガキの出荷を自主規制したと発表しました。県内12海域のうち自主規制はあわせて2つとなりました。
出荷を自主規制したのは、大槌湾海域(大槌町・釜石市(中部海域、釜石湾海域、中南部海域を除く))です。4月21日に採取したマガキを検査した結果、まひ性貝毒は1グラム当たり基準値の4マウスユニットに対して、5マウスユニットとなっています。県内12海域のうち自主規制となったのは、今回の海域をあわせて2海域となりました。
※1マウスユニットは、体重20グラムのマウスを30分で死亡させる毒量