「宮崎本大賞」の授賞式が宮崎市で行われ、今年の大賞に選ばれた「じい散歩」の著者 藤野千夜さんが、受賞の喜びを語りました。

「宮崎本大賞」は、県内の書店の店員や図書館の司書などが、去年6月までの1年間に出版された文庫本のうちオススメの1冊を投票で決める取り組みです。

今年の大賞には90歳近い夫婦と中年で独身の3人の息子の日常を描いた小説「じい散歩」が選ばれ、22日、宮崎市で授賞式が行われました。

式には、著者の藤野千夜さんがリモートで参加。

藤野さん代理として出版社の関係者に、表彰状と太陽のタマゴが贈られました。

(第6回宮崎本大賞を受賞した藤野千夜さん)「とても暖かな素敵な賞をいただけたことを心から喜んでいます。これからも楽しくのんびりとした小説を書いていこうと思っています。関係者のみなさま、そして授賞式にお集りの皆さま本当にどうもありがとうございました、宮崎最高!」

県内の書店や図書館およそ40か所では、宮崎本大賞の特設コーナーが設けられています。