9日、小学3年の男の子が車にはねられ、意識不明の重体となった事故を受け、金沢市内の小学校では22日、警察官が交通安全教室を開きました。

参加した子どもたちは横断歩道を渡る際の注意点などを再確認しました。

「右と左を確認して、手をあげてしっかりと渡れました!拍手!」

金沢市の緑小学校で交通安全教室が開かれ、全校児童540人余りが警察官から横断歩道を渡るときに左右を確認するなど注意点を教わりました。

金沢市上荒屋では9日、小学3年の男の子が道路を横断しようとしたところ車にはねられ、意識不明の重体となっています。

事故を受け、金沢西警察署は管内全ての小学校16校で交通安全教室を開いています。

参加した小学生「自分でも上手に渡れたと思う」「緊張したけどたくさんの人の前でお手本になれてうれしかった。ちゃんと横断歩道を見つけて安全に渡っていきたい」

金沢西警察署・宮下真希交通第一課長「ぜひ家庭でも歩いて、道路の危険な場所を確認などしてもらいたい」

交通安全教室は、金沢市内のほかの小学校でも開かれます。