高松市は、市内の中小企業を対象に従業員の持続的な賃金引き上げを支援しようと、奨励金を交付することを明らかにしました。
(大西秀人高松市長)
「賃金は上がるけれども物価も上がるということで、それに間に合わないということで、公的な支援も必要なのではないか」
大西市長がきょう(22日)の会見で発表したもので、賃上げに対する奨励金交付は高松市では初めてです。市内に本社や事務所がある中小企業が対象で、正規雇用は1.5%以上の基本給引き上げで1人あたり3万円、2.5%以上で5万円を交付します。
非正規雇用も時給などの引き上げ率に応じて1人あたり3万円~5万円を交付するということです。
上限は1社あたり10人分、最大50万円です。国の臨時交付金を活用し2億5000万円分を確保していて、労働力不足や物価高騰に苦しむ中小企業を支援したいとしています。
年内に賃上げを実施することなど、交付には条件があります。申請には事前の登録が必要で来月15日から先着順で受け付けるということです。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
