一戸町は、40代の男性職員が緑の募金を管理する口座から現金140万円あまりを着服したとして21日付で懲戒免職処分としました。

一戸町は22日会見を開き、小野寺美登町長が陳謝しました。

懲戒免職処分となったのは、係長級の40代の男性職員です。
町によりますと、この男性職員は2020年10月から2025年2月までの間に、住民から集めた緑の募金を管理する県緑化推進委員会一戸支部の口座から、19回にわたって現金合わせて143万円を不正に引き出していました。

着服した金は借金の返済や生活費、遊興費に充てられていたということです。

町は、この職員が全額を返済したとして、刑事告訴しないと発表し、今後再発防止に努めるとしています。