山梨県に本社を置く半導体関連部品メーカーが、仙台に工場を新設し、完成を祝う式典が行われました。

仙台市泉区に完成した山梨が本社の半導体関連部品メーカー「ミラプロ」の宮城工場は、鉄骨2階建てで、延べ床面積約1万2000平方メートル、総工費は約40億円です。

半導体製造装置に組み込まれるパーツを作り、主に半導体製造装置大手、東京エレクトロンの子会社で宮城県大和町にある東京エレクトロン宮城に出荷します。また、半導体製造装置の組み立てや耐久性の研究なども請け負います。

ミラプロ 津金洋之社長:
「仙台の環境は素晴らしいことは理解していたので、いずれは、こちらで工場を作って、(需要拡大に)対応できる基盤をつくっていきたい気持ちが強くあった」

ミラプロでは、再来年度までに従業員を80人以上雇う方針です。今年度は、1億8900万円の売り上げを目指しています。