高知市の全てのタクシー会社が参加するタクシー配車アプリのサービスが21日から始まりました。
21日からサービスが始まったのはこうちTAXI(タクシー)アプリ「こちタク」です。利用者の利便性や配車の効率性を高めようと、高知市ハイヤー協同組合が市の支援を受けて導入しました。
アプリ上の地図で乗る場所と降りる場所を指定すると、最も近くにいる車両が配車される仕組みです。セレモニーでデモンストレーションを行った高知市の桑名市長は、3分ほどで配車を完了していました。
(高知市 桑名龍吾 市長)
「簡単に操作ができたので、大いにみなさんも使ってタクシーを利用していただければ」
「こちタク」には高知市内の全てのタクシー会社と一部の個人タクシーが参加していておよそ500台が対象です。
(高知市ハイヤー協同組合 高村禎二 常任理事)
「バス路線とかが今どんどん撤退していっていますのでその代わりを我々タクシー事業者がやっていかなければならない。全社が使える、タクシーを呼べるアプリ。それがこれから地域公共交通を担う1つの媒体になっていければいいなとそういうふうに育てなきゃいけないと思っている」
サービス開始を記念してアプリをインストールした先着4000人に1000円分のクーポンをプレゼントしています。