ロシアのプーチン大統領が30時間の一時停戦を一方的に宣言したことに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアが完全な停戦を実行するならウクライナも停戦に応じる考えを示しました。ただ、一部の地域でロシア軍による攻撃が続いているとも指摘しています。
ゼレンスキー大統領は19日、SNSの投稿でロシアが「無条件かつ完全な停戦」を実行するのであれば、ウクライナも停戦に応じる考えを示しました。
また、実現した場合でも30時間では信頼を醸成するには不十分だとして、ロシア側に期間を延長するよう求めています。
一方で、ゼレンスキー氏は、ウクライナ軍が越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州とベルゴロド州ではロシア軍の攻撃は続いていて、「プーチンによる宣言はこの地域に適用されなかった」と指摘しました。
ウクライナ領内では戦闘が鎮静化した地域もあるとし、プーチン氏が一時停戦を命じた瞬間から「戦闘と殺りくが減少した。この戦争の原因が誰であったか明確になった」と述べました。
ウクライナはロシア軍の行動に応じて対応を決めるとしていて、一時停戦が実現するかは不透明です。
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