ロシアのプーチン大統領が30時間の一時停戦を一方的に宣言したことに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアが完全な停戦を実行するならウクライナも停戦に応じる考えを示しました。ただ、一部の地域でロシア軍による攻撃が続いているとも指摘しています。
ゼレンスキー大統領は19日、SNSの投稿でロシアが「無条件かつ完全な停戦」を実行するのであれば、ウクライナも停戦に応じる考えを示しました。
また、実現した場合でも30時間では信頼を醸成するには不十分だとして、ロシア側に期間を延長するよう求めています。
一方で、ゼレンスキー氏は、ウクライナ軍が越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州とベルゴロド州ではロシア軍の攻撃は続いていて、「プーチンによる宣言はこの地域に適用されなかった」と指摘しました。
ウクライナ領内では戦闘が鎮静化した地域もあるとし、プーチン氏が一時停戦を命じた瞬間から「戦闘と殺りくが減少した。この戦争の原因が誰であったか明確になった」と述べました。
ウクライナはロシア軍の行動に応じて対応を決めるとしていて、一時停戦が実現するかは不透明です。
注目の記事
「ランドセルは潰れ、血まみれに」翔樹くん8歳の命奪った信号無視のクレーン車 母親が語る“あの日” 事故当時お腹の中に新たな命が【交通事故根絶へ・前編】

【独自取材で判明】全国214の政治団体が収支報告書「2年連続未提出」で事実上解散 「法律を知らなかった」「把握していなかった」政治とカネへの甘い認識 開き直る議員も...

「武蔵が沈んだ…」部下を思い、涙した初代砲術長・永橋爲茂 戦後なぜ、家族を残し一人島で暮らしたのか #きおくをつなごう #戦争の記憶

「BYD」「テスラ」米中2大EVメーカーが北海道進出《なぜ?》「北海道はブルーオーシャン」寒冷地でEVは普及するのか ノルウェーでは93%のEV浸透

「ニュースのYouTubeで自分だと…」50年前の一番乗り兄弟を発見!決め手は“広島カープの帽子” 新潟・阿賀野市『サントピアワールド』

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖









