台風15号により静岡県西部では各地で土砂崩れが発生し、市民生活にも影響が生じました。懸命な復旧作業が進むものの、まだ、爪痕が残ったままです。
<野田栞里記者>
「現場では連日、復旧作業を進めていて、前までは崩れた土砂や潰れた家で見えなかったこちらの道路も姿を現しました」
台風15号の影響で静岡県浜松市天竜区緑恵台の住宅地で発生した土砂崩れ。住宅3棟が全半壊し、子どもを含む3人がけがをしました。被害を大きくさせたのは、「盛り土」が原因とも指摘されています。
<浜松市 長田繁喜副市長>
「できる限りのサポートをさせていただきたい」
盛り土をめぐっては、住民から過去に相談があったにもかかわらず、組織内で共有されなかったことなど、行政対応も問題視されています。浜松市は第三者委員会の設置を進めていますが、住民は不信感を募らせています。
<面会した住民>
「できる範囲って言うのが、私たちは言われても全然わかりませんので、何がどうできる範囲なのかそこも疑問です。まずはどうしてこうなったのか、知りたいんです」
山あいの住宅街を襲った土砂…。
<野田栞里記者>
「復旧が進む一方、二次災害が発生しうる恐れもあります。このように有事の際に備えた回転灯をあちこちに設置するなど、住宅街にはいまだ緊張が走っています」
台風被害から1か月。自宅が全半壊した4人が避難を続けています。少しずつ日常を取り戻している地域もあります。土砂崩れの影響で通行止めが続いた県道磐田天竜線。10月21日、土砂の搬出が終わったことなどから、規制が解除されました。
<道を利用する人>
「ここは通勤の道路ですし、やっぱりないと非常に困るのでだいぶいいんじゃないかと思います」
<磐田市 草地博昭市長>
「(被災者の皆さんと)お会いするたびに、皆さんの環境や心情は変わっていくんだなとこの1か月間目の当たりにしてきました。皆さんに寄り添った支援だとか、暮らしが戻るようなサポートをこれからも心がけていきたい」
1日も早い復旧に向け、作業は続きます。
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